スペインに行ってきました。その6

6日目。ロンダを出発してセビーリャ、コルドバ、更にマドリッドまで移動した観光も移動も盛りだくさんな1日でしたw


本日も朝ごはんからw パラドールなので朝ごはんも豪華。今まで出てこなかったようなピンチョスっぽい料理もありました。



あとジャムとかパラドールのマークが入ってるんですよね。テンション上がったわー(庶民w)

ここにも小っちゃいチュロスがありましたー!でもチョコレートドリンクがなかった><; チュロスはこちらの方が美味しかったのでチョコレートに付けて食べたかったなー。チュロスだけだとあんまり味がしないんだもんw


ロンダよ、さようならー。また来れるといいなぁ。



ロンダを出発した頃はとても良いお天気だったのに、途中から霧で視界が悪くなってしまいました。


セビーリャに到着。したけどやっぱりここもお天気はイマイチ。

まずはスペイン広場。20世紀に出来たやたら広い公園です。

こんな風にスペインの有名な都市の出来事を壁画にしたものがたくさん並んでました。これはコルドバ


スペイン広場から移動してカテドラルに向かう途中。


コロンブスが世界一周をした船、サンタ・マリア号のオブジェがありました。



旧市街の道はどこも狭い。家事とかあったら大変だなー。



カテドラルに到着。

このカテドラルの塔は「ヒラルダの塔」と呼ばれているのですが、塔のてっぺんに女神が立っていまして、

これなんですが、なんと風見鶏のようにくるくる回るそうです。ヒラルダとは風見と言う意味。なのでヒラルダの塔なんだそうです。しかしこの巨大なものがくるくる回るってどんだけ強風?w




更にこの塔、上ることができます!こんな緩い坂道をぐるぐる回って上って34階が終点。そこから見える景色。



良い眺めー!お天気悪かったけどw


ちなみに天上には鐘楼がたくさん。これいっぺんに鳴ったら相当うるさいだろうなぁ。


塔を降りてカテドラルの中を見学。


ここも内装はとても荘厳なカテドラルなんですが、ここで一番有名なのはこれかも知れない。


コロンブスの霊廟です。4人の聖人に担がれていてものすごく立派な霊廟でした。

で、お墓はこっちなのかな。ガイドさんはスルーしてたけど他のガイドさんがここがお墓ですって紹介してたのを聞いてしまってw コロンブスが亡くなったとき遺体を運ぶ経費を親族がケチったため、亡くなった場所で当時としては珍しい火葬にされ遺灰だけがスペインに帰ってきたそうです。なのでこの下には彼の遺灰が眠っているそうです。



これはムリーリョの「聖アントニウスの幻想」と言う絵なのですが、アントニウスの部分だけがざっくり切り取られて盗まれたことがあったそうで。それがなんとNYで発見され、またここに収まったそうです。なので切り取られた線がうっすら残っているという話しが興味深かったです。




オレンジの中庭。地面の排水溝もイスラムっぽいデザインになってます。




セビーリャの闘牛場。外観を見ただけですが、ここも有名な闘牛場だそうです。



黄金の塔。かつての検問所。昔は金色で装飾されていたのでこの名前だそうです。




カテドラルから比較的近い場所でランチです。



今日はタパス。まずはスペイン風オムレツ。マヨネーズ風のソースも美味しかった。

クロケット。中はジャガイモだったので普通にコロッケw

定番のイカリング

パプリカの中にマッシュポテト。あれ?またじゃがいもww

これは色んな野菜をマヨネーズで合えたサラダ。結構どこにでもありそうなものだけど、美味しかったですw

デザートはシュークリーム。
美味しかったけどせっかくのタパス料理なのでもっと魚介も食べたかったなー。万人受けするメニューになってしまうのがツアーご飯がイマイチなところですよね(^^;


。。
これセビーリャの街中を走っている二階建てバスのようなのですが、なんだかデザインがいかにもスペインな感じで可愛いかった。


セビーリャを後にしてコルドバへ向かいます。

その途中で馬発見。スペインってオリーブやオレンジだけでなく生ハムのように豚肉料理も多いのだけど、ほとんど農場を見なかったんですよね。牛はちらほら見たけど、豚なんて一匹も見なかった。いったいどこで育てられてあの多量な生ハムになっているのか謎ですw


15時半ごろセビリアに着きました。

メスキータ(スペイン語でモスクと言う意味)に向かいます。




メスキータの外壁にはイスラムより以前、西ゴート族が支配してた頃の名残があって、この馬の蹄を模った門は西ゴート族特有の模様だそうです。




こんなチケットを貰って中に入ります。

そしてこの美しいメスキータの内装!!

メスキータの中は何世紀にも渡って拡張して作られていてもの凄く広い。一度に3万人の信者がお祈りを出来るそうなんです。内装のこのアーチは全体的にこんな感じで統一されてました。専門家が見るとそれもまたちょっとずつ違うらしいのですがw


この模様は白と朱色の小さいレンガを重ねて作ったものだそうで、これだけの数の柱を作るのにいったいどれくらいのレンガが必要だったのか、気が遠くなりますよねw



イスラムの聖地メッカがある方角に作ってあるミフラブ。





モスクなのに無理やり作られたルネッサンスとゴシックとバロックが混ざった祭壇があったりもするんですw


メスキータを後にして近くのユダヤ人街を散策。

ここが元ユダヤ人街にある「花の小路」と呼ばれている通り。真冬でも壁にお花が飾られてて可愛い小路でした。なぜここが有名かと言うと、この写真にも写っているようにこの小路の背景にさきほどのモスクの塔が映っているからなんですって。

小路の先にはこんな小さな噴水があるだけなんですがw




そういえば真冬でもあちこちにオレンジの木に実が成ってたんですが、届く距離に実が成っていても誰も取ってないんですね。なぜかと言うとそのままでは苦くて食べられないオレンジなんだそうです。スペイン人はそれを知ってるから誰も取らない。取るのは観光客だそうですw この苦いオレンジはマーマレードになるそうで、スペインのマーマレードは苦味が効いてて美味しいらしい。と教えて貰ったのにマーマレード買って帰るの忘れました!!><;



コルドバの駅に到着。ここから特急列車でマドリッドまで移動です。

先ほどのメスキータのような古いものが当たり前に残っている街の駅がめっちゃ近代的というギャップもまた面白いですよね。日本で言うと京都みたいな感じかしら。



車内はこんな感じ。なぜか向い合せの座席が固定で数個あって、足元がめっちゃ狭い。西洋人って大柄なのに乗り物に関しては意外と小っちゃいスペースで作るような気がするんですけどw

席が狭いのでカフェスペースのある車両に避難して過ごしました。暇だからってしゃべり過ぎな店員たちにワロタ。



マドリッドのアトーチャ駅に到着。空港のように広い駅でしたよー。さすがマドリッド


そして21時、この時間から晩ご飯ですw

なぜかスペインで中華を食べるというwww

定番のたまごスープ。たまごだけじゃないところがスペイン風?w

お米がスペインの長いお米なので妙にパラパラしすぎてるチャーハンw 味は美味しかったです。

青椒肉絲っぽい炒め物。

もやしの炒め物。家庭的すぎるww あと写真撮り忘れたけどブロッコリーの炒め物も出てきました。野菜がたくさんとれて良かったわw

海老と野菜の炒め物。こういうのも中華でよく出てくる一品ですが、セロリが入ってた!!中華にセロリって斬新だわーw そこもスペイン風?w

酢豚っぽい一品w
全体的に結構美味しかったですw 人によってはこのツアーの料理で一番美味しかったって言ってた方もいらしたくらいw 個人的には面白い味の中華だなと思いましたけど、以前イタリアツアーで連れてかれた中華よりは遥かに美味しかったです。


22時半ごろホテルに到着。朝から晩まで予定びっしりのハードな一日でしたが、カテドラルもメスキータも町並みもステキだったなー。