ケベックシティとナイアガラに行ってきました。その2
二日目。
まずはホテルで朝ごはん。簡単なブッフェスタイルだったけど、卵料理だけはコックさんがオーダー聞いて作ってくれると言う。でもバター?だかマーガリンだかがスプレー缶の泡みたいなやつで、あれに若干の抵抗を感じたww
カナダは生野菜が高いそうで野菜と言うとポテトしかなかったなー。
一応紅葉も見るツアーだったので紅葉が綺麗な公園に行ったのですが、ま、ほぼ終わってましたwでも紅葉した楓の絨毯は綺麗でした。
モントリオール市街に着いてノートルダム大聖堂を見学。お天気が悪いせいで外観は地味に見えますが、中に入ってびっくり。ものすごく綺麗な教会でした。
パリのノートルダムとは全く違った内装で、こういうブルーの印象が強い教会は初めて見ました。1830年くらいに完成したようなのでヨーロッパの教会に比べると比較的新しい教会です。
司教がお説教をするための台。これもヨーロッパの大きな教会ではよく見かけたやつです。くるみの木で出来てるそうです。
モントリオール出身のセリーヌディオンが結婚式を挙げた教会としても有名だそうです。
↓こちらは申し込めば一般人も結婚式があげられる教会。本堂の真後ろにありました。
モントリオールはケベック州にあるのですが、ケベック州はカナダで唯一公用語がフランス語で、なぜかと言うとそもそも最初にカナダを開拓したのがフランス人で、ケベック州はフランス系カナダ人が8割以上だそうです。のちにイギリスに占領されてアメリカにも影響を受けて公用語はフランス語と英語の二つになったそうですが、ケベック州だけは何年か前にフランス語のみを公用語とすると変更したそうで、公共の建物はすべてフランス語です。企業もしかりで、そのためフランス語が公用語になった当時、多くのグローバル企業がモントリオールからトロントなどの他都市に移転してしまったそうです。経済的にはもの凄い打撃だったそうですが、それでもフランス語であることの方が大事だったとのこと。いずこも祖先に誇りを持ちそれを守る人たちは少なからずいるのだなと感慨深かったです。
町並みもフランスっぽいモントリオールでした。