ハワイ島とオアフ島にいってきました その5(2日目)
ボルケーノツアーの続き。
まずは溶岩トンネル(サーストンラバチューブ)に行き、その後、ジャガーミュージアムの展望台からハレマウマウクレーターを見て、ボルケーノハウスにあるTheRimで夕食、夕食後、夜のジャガーミュージアムの展望台からもう一度火口を見る、と言う行程でした。
■溶岩トンネル
このあたりに着くとまた小雨が降っていてちょっと肌寒いくらいでした。
この原生林みたいなところを抜けていくんですが、この原生林でジュラシックパークの撮影をしたそうです。確かにジュラシックパークっぽかったw
溶岩トンネルの入り口へ到着。歩きながら撮ったらブレてしまいました、、、
この洞窟は溶岩が流れたあと、外側が固まってまた中に熱い溶岩が流れたことで空洞が自然に出来たもの。天上まで3メートルくらいあったのでこの大きさの中を溶岩が流れたのかと思うとなんか感動しましたよ!
トンネルは短いのであっと言う間に通り抜けられます。
また原生林を抜けて車へ。
その途中にあったこの木、鳥の巣みたいなのがくっついているのですが、これは根っこ!そもそも溶岩の上に出来た原生林なので土が少ないんですね。だから水分を地中から取ることが難しい。で、水分が足りなくなるとこうやって地上に根っこを張って空中の水分を吸い取って成長するそうです。植物の適応力も凄いなー!!
■ジャガー博物館に到着。
これがキラウェア火山に住むペレと言う女神です。
以前はこんな近くで見れた頃があったのですが、今は流れている溶岩を見れるところはないようです。でも2014年にパホア村と言うヒッピーの村に溶岩が流れてきて村が消滅するかもとニュースになっていたのですが、途中で止まって村は助かったそうです。そこの溶岩ももう固まってしまってます。
溶岩が細く粉砕したもの。ペレの毛と呼ばれているそうです。
で、ここがハレマウマウの火口!!!だいぶ遠いけどw
直系900mくらいありまして、まーデカイ!!お天気が良ければもっとはっきり見えるのですが、あいにくのお天気で、、、。でも噴煙?水蒸気?が上がってるのはしっかり見えました。
このクレーターの下は溶岩湖になっていてそれこそマグマがドロドロと。
以前は火口近くまで行けたらしいのですが、数年前に水蒸気爆発があってからは広範囲が立ち入り禁止になっていて、ハレマウマウ展望台も長らく閉鎖されたままのようです。噴煙にガラスの破片のような物質が含まれるらしく、当然それが有毒なので近寄れないんだそうです。
博物館をじっくり見たかったけど時間がなくて移動。けっこう忙しなかったw
この花はキラウェアの代表的な花、オヒアフレア。木はオヒア、花はレフアと別々の名前が付いています。女神ペレの伝説にまつわる花。
レストランに向かう途中で立ち寄った水蒸気が出てる穴。日本だったらここで温泉卵作るんだけどなー!w そしてなぜかお金がほうりこまれている。こんなところにお金い入れてもただのゴミでしかないって言ってましたけどw
■ボルケーノハウスのレストランに到着。
窓際の席には座れず、、、。と言ってもこの日はお天気が悪かったので窓際でも火口は全然見えなかったから意味ないんですけど。
上の地図を見ても分かるようにこのレストランから火口はだいぶ離れています。お天気が良ければ見えたんですけどねー(^^;
料理はサラダ、パン、コンソメスープ。
こちらはメインに魚を選んだ場合のカンパチのたたき。付け合せはライスw
カンパチのたたきって珍しいですよね。ほどよく脂ものってて美味しかったです。
こちらは肉を選んだ場合のステーキ。350グラムくらいあったんじゃないだろうか。凄いボリュームありました。割と柔らかくてこちらも美味しかったです。そして肉に隠れて見えないけどこちらにも付け合せにライスが、、、。ライスはサラダって言うけど、ライスは主食だー!><;
コーヒーとバニラアイスとなぜか大きなチョコビスケットが付いてました。
この暖炉、本物です。ちゃんと燃えてましたw それだけこのあたりは標高も高いし夜になると寒いってことです。ここはホテルにもなってるんだけど、泊まって見たかったなー。そしたらもっと火口が見えただろうに。
20時ごろ再びジャガーミュージアムの展望台へ。
そしたら赤く燃えている火口が見えました!!!
実は燃えてるわけではありませんw マグマが噴煙や水蒸気に反映して赤く見えてるんですねー。でもこの下に実際にマグマがあるってことが実感できる赤さでした。燃えてるように見えるし。おおおおーーーー!!!って感じでしたよー
ここを出たのは20時半くらいだったかな。来た道をそのまま帰ります。途中また土砂降りに遭遇したりしつつ(山間いは天気が変わりやすいせいだと思われる)サドルロードを通っていたら、その日は満月だったんですけど、なんとムーンレインボーが見えたんですよ!!
分かるかなぁ?カメラの性能がイマイチなのでうっすらしか映ってませんが、地平線に白い虹がかかっているのです。肉眼で見るともっとはっきりわかったんだけど、カメラには上手く写らず、、、
ムーンレインボーはまさにその名前の通り、月明かりで出来る虹です。満月に近い明るい月夜で霧雨が降っていることがムーンレインボーが見える条件らしく、地元の人でもめったに見ることはないそうです。これを見た人は幸せになれると言う伝説があるらしいw
恐らく満月の前後ならば見れる可能性は高いみたいだけど、旅行しててこの偶然に出会えるのはやっぱりラッキーだったなーと思いました。
更にトイレ休憩に寄ったところで今度はプチ天体観測。満月なので星の数は少なかったけど、それでもここらあたりは雲より上の標高なので綺麗な夜空でしたよー
月の下の白い線は雲です。夜に雲海を見るなんて面白い体験でした。
更にここから1時間以上かかってホテルに到着。ピックアップした逆の順でツアー客を降ろしてくので、宿泊してるホテルに戻れたのは23時過ぎてました。ほぼ12時間の弾丸ツアーw でも面白かったー!